引越し先が近くの引越し
彼氏が引越しする事になり、私が手伝いに行きますと、部屋は荷物であふれかえって、ゴミ屋敷のようになっていました。まだほとんど片付いていない状況で、本日中に完全に荷物を運び出し、管理会社から床などに傷が付いていないかチェックを受けないといけないと言うのです。目の前にあふれる荷物の山を見て私は途方にくれました。夜の間中、私は皿などを詰め込んだり、カビの生えた場所などを掃除をしたりしました。賃貸マンションなので、当たり前ですが、きれいにして返さないといけません。
途中休憩も入れて掃除や荷物の整理などをしていた時、彼はポツtリと言いました。引越し屋さんを頼んでいないと言うのです。引越し先は近場だし、台車があるのでこれでみんな運ぶと。私は愕然としました。小さな台車にいくら荷物を積み重ねて往復しても、とても本日中に引越し作業が終わるとは思えなかったのです。 車ではなく手押しの台車で、坂道もある引越し先までの道のりを行き来するのは、過酷な肉体労働になりそうな予感もします。私はキレました。そして引越し屋さんを呼ぼうとしました。が、しかし。もう時刻は深夜になっていました。引越し屋さんはどこも営業時間を終えていました。私は台車を使っての引越し作業を余儀なくされたのです。
ガラガラと夜中に近所迷惑な音を立てて私と彼は台車を押しました。台車は一台しかありません。これで冷蔵庫やテレビ、洗濯機も運ばなくてはならないのです。台車の面積等を考えて、どう考えても大型家電は一往復につき一つしか運べません。私は二度目の往復で息が切れました。そして携帯を取り出し、タクシーを呼ぶと言う暴挙に出たのです。彼氏は怒りましたが、こんな過酷な肉体労働、女子には耐えられません。タクシーの運転手は話せる人で、往復で賃金を割り引いてくれると言う事でした。スムーズに事が運び、いくつもの荷物が運べて、おまけに引越し作業を手伝ってもらえました。7往復くらいして、4、5千円だったでしょうか。あとは手荷物だったので自分達でやりました。タクシーにこんな使い道があったとは思いもよりませんでした。